プシコースに関する表示の改定
4月14日(火)、松谷化学工業株式会社は香川大学と共同研究・製造している希少糖の一種「プシコース」が、3月27日(金)の食品表示基準改定により「0kcal」と表示できるようになったことを発表しました。

松谷化学工業株式会社は難消化性デキストリンをはじめとする食物繊維等の研究開発や製造を実施している企業です。
プシコースは英語名をアルロースとする希少糖の一種であり、希少糖は自然界に微量にしか存在しないことが知られています。
食後の血糖値の上昇を抑制する効果があることから、ダイエットや糖質制限に取り組んでいる人でも比較的気軽に口にできる糖類です。
動脈硬化予防にも
今回の食品表示基準改定は、研究結果に基づいて明らかだったプシコースのエネルギー量について、「0kcal」であると明確に表示できるようになった点に意味があります。
この改定によって、プシコースの健康に対するメリットをアピールしやすくなったのが大きな利点です。
具体的には、「食品表示基準について」の「別添 栄養成分の分析方法等」において、「難消化性糖質のエネルギー換算係数」として記載されることになります。
プシコースの特徴のひとつが砂糖の7割程度の甘味を有している点です。
香川大学をはじめとした研究機関の認証試験によって、糖尿病やメタボリックシンドロームの予防、動脈硬化の抑制といった効果があることが認められています。
(画像はプレスリリースより)